スタッフ日記
Vol.29 【伊豆沼農産】リボーンアートフェスティバル!
こんにちは!通販担当の飯塚です(^^)
先日、お隣の石巻市で開催されている、「リボーンアートフェスティバル」に行ってきました!
今回、この中のフードイベント「セッションダイニング」の第3回にて、
伊豆沼農産の「伊達の純粋赤豚」を、使用していただけることに。
「セッションダイニング」とは、全国の著名な料理人が、
石巻が誇る地元料理人や生産者、食材、大自然と出会うことで生まれる
コース料理を味わうことができるイベントです。
食材提供者として、うちの子の晴れ舞台を見に行かねば!(°°*)
ということで、他のスタッフと一緒に行ってきました!
全国的なアートの祭典ですので、さぞかしオシャレな料理になることだろう…
と期待に胸を膨らませ、石巻市牡鹿の会場「リボーンアート・ダイニング」へ。
リアス式海岸沿いのくねくね道を進み、漁港のそばにある駐車場に車を停め、
キラキラ光る波打ち際を眺めながら、木々の中の砂利道を歩くこと約10分。
着きました!
オーシャンビューならぬベイビューです。
なんて素敵なレストランなのでしょう…
すぐそばには、フェスティバルのシンボルともいうべき「White Deer (Oshika) 」の爽やかな立ち姿。
(思ってたより、かなりでかい)
そして始まったセッションダイニング!
新潟の「Restaurant UOZEN」の井上和洋さんをゲストシェフに招いた今回。
全て見透かされそうな不思議な目をした、ダンディ&ワイルド・ナイスガイです。
その周りを、県内外の腕利きシェフがサポートします。
なんて贅沢な!!
早くもバチが当たりそうですね。
そして一皿一皿出てくるお料理の、おいしいこと………
まず出てきた見た目で「うわぁーー♪」とテンションが上がり、
ひと口食べて「んんんーーーー!!」と唸り(?)。
それ以降は食べるのがもったいなくて、しっかりこの時間を噛みしめよう…
という思いでいただきました。
1つ1つの料理を事細かに紹介したいのですが、いくら時間があっても足りないので、
ここでは割愛させていただきまして…
さて、ついに登場!!
本日のメインディッシュ、「伊達の純粋赤豚のリヨネーズ」!
リ、リヨネーズってなんだ!?
調べた所、美食の街であるフランスのリヨン(地名)風の、という意味だそうです。
今回提供した部位は、肩ロース。
赤身と脂身のバランスが良く、サシ網の目のように全体に細かく入った、人気の部位です。
それをやわらか~く煮込んだ今回のお料理。
わが子の晴れ姿を手短に写真に収めた後、いよいよ実食!
「んんんんんーーーーーーー!!!! ………(何も言えない)」
この、グレイビーソース的なソースが、本当にお肉にマッチして、
赤豚の美味しさを引き出してくれているんです!
玉ねぎのような甘み(たぶん)と赤ワインのような酸味(たぶん)が、程よく効いて、
何とも言えない風味豊かさ。
そして煮込み料理にも関わらず、表面のフライ地になった層があるお陰で、
グリル料理にも負けない香ばしさと、サクッと食感まであります。
「これ、ヤバいね…」「うん、ヤバい…」と、言葉が出てこない私たち。
というか、今まさに舌で感じている「美味しい」という幸福感に集中したいあまり、
余計な言葉を発するのがもったいないという感じ。
そして添えられたポテトと、花ニラも、絶妙な存在感!
この肉料理に添えるにふさわしい立ち位置…
しかもお肉で掬いきれなかったソースも、この子たちがいて解決。
ありがとうガル二ブラザーズ。
食べ終わった後は、「(食べる前の時間に)巻き戻したい」
「うん、巻き戻したいね」とずっと言っていました。
他の全スタッフはもちろん、伊達の純粋赤豚の全生産者さんにも伝えたい!
私たちの豚肉がこんなに素晴らしい料理になっているということを!
でも残念ながら、言葉だけじゃ伝わらない、これは。
私たちだけしっかり堪能して本当にごめんなさい。幸せでした。
*****
田舎暮らしでしかも食べものに関わる仕事をしていると、
贅沢なことに、おいしい食材というのは大体自分の周りに豊富にあって、
「とにかくおいしいうちに急いで消費しなきゃ!」
「とりあえず保存しておけるように処理しなきゃ!」
という感覚ばかりになってしまうこともあります。
そんな中で、今回のセッションダイニングでは、ゆっくりそれぞれの食材と向き合って、
各々が秘める可能性を感じることができました。
その空間も含めて楽しむために、五感をフルに働かせたな~という感じです。
そして何より、思いを込めて丁寧に丁寧に作られた料理やサービスには、
これほど人を感動させる力があるんだと改めて実感しました。
私たちにも、まだまだできることがあります!
勉強になったことはもちろん、心が豊かになるような、とてもいい時間を過ごさせていただきました。
関係者の皆さま、ありがとうございました。
残り期間も僅かとなった今回のフェスティバルですが、
最後まで無事に、成功&盛況イベントとなることを心よりお祈りいたします!
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